2004年12月29日

年賀状と手帳

あれほど高く積んであった年賀状関連の書籍とムックが、かなり低くなってきた。
今年は昨年よりもいいペースのように思う。
パソコンで年賀状を作ることがかなり年配の方まで浸透したようだ。

面白いもので、売れ行きベストのランキングPOPを書くとさらによく動く。
みんなが買ってるから、という理由で買っていかれるのだろうが、下手をすれば同じ絵柄でお互いに送りあうことにもなってしまうのでは? と、要らぬ心配をしてしまう。


こういったblogなんぞを書く私は年賀状などはここ何年も書いたことがない。
味気ないと言われながらも、パソコンメールやケータイメールで挨拶を済ませてしまう。
パソコンでの年賀メールが一般的になってくると、ますます書店的には厳しくなるだろう・・・。


手帳の売れ行きも今年はなかなか良い。
ベストセラー『一冊の手帳で夢は必ずかなう』の影響とあわせ、日経ビジネスアソシエ、THE21などビジネス系の雑誌でも今年は特集の数が多い。

書店員として最も使いやすい手帳とは何だろうか。
毎年、買ったはずの手帳は2月か3月には白紙になり、それ以降はスリップの裏をメモ紙に使ってパソコンの周りに貼り付けたりするスタイルになってしまう。

posted by 150turbo | 2004年12月29日 20時54分 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 はてなブックマーク - 年賀状と手帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月27日

今年も終わりに近づく

今年はハリポタが発売されたり、セカチューのヒットがあったりして、盛り上がった感じはありましたが、それでもやはり売り上げはなかなか上がらず。
大型書店の売り上げはわかりませんが、我々のような規模の書店は、よくて前年並み、総じて前年割れといったところがほとんどではないでしょうか。

昔は一般的に200坪ぐらいの書店には4人ぐらいの社員がいたという話もありますが、現在では200坪では1人の社員ですね。あとはアルバイト。昔の4人分を1人でやらなきゃならないわけで、いくらコンピュータの導入などで仕事が簡素化できるといってもやはり限界があるわけで。

人と時間をかけてじっくり棚をつくるということはなくなってしまったのでしょうか。
昔は担当者が専門的な知識をもっていたので、お客様から問い合わせを受けても即答できたのが、今ではアルバイトまかせ。他店の様子を見に行くとレベルの低いアルバイトなんかは、ビジネス書の少し前のベストセラーを聞かれて「?」な状態。コンピュータで端末を調べて「こちらです」とお連れするまでお客様は待たされている。(もちろんわが書店でも同じことは起こっているだろう・・・オソロイシイ)

150坪で提供できる最大限のサービスとは何か。
150坪だからこそできることとは何だろうか。

来年は業界的にもっともっと明るくなると良いのだが。

posted by 150turbo | 2004年12月27日 15時38分 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 はてなブックマーク - 今年も終わりに近づく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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