2005年03月30日

ウンポコ

今日は「Aiko bon」ばかり聞かれる。

はいはい、いつものように配本ありませんよ。


新書館から本日発売「ウンポコ」という雑誌に、「暴れん坊本屋さん」というマンガが載っています。本屋の仕事ってこういうモンですってのがマンガになってますので、皆さん是非読んでみてください。
posted by 150turbo | 2005年03月30日 22時22分 | Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 はてなブックマーク - ウンポコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月28日

500円

ついにPHPも500円本に参入か。
たぶん、この流れは今後、劇的に急速に進むと思う。


河出書房の「ワルの知恵本」が最も売れているらしいですが、個人的には青春出版社の「モノの原価がまるごとわかる!」がオススメです。

posted by 150turbo | 2005年03月28日 20時03分 | Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 はてなブックマーク - 500円 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

月刊ハロープロジェクト

後藤真希の写真集が4月に出るらしい。いつものようにワニブックスである。

固定客が何人かついているので、出版されることは喜ばしいのだが。


紺野あさ美(9月)
新垣里沙(10月)
道重さゆみ・田中れいな(11月)
亀井絵里(12月)
辻・加護(1月)
小川麻琴(2月)
松浦亜弥・藤本美貴(3月)


う〜ん、完全にマンスリーである。

ここまでくると、新潮社の「月刊シリーズ」よりすごいかも。
新潮に対抗して、「月刊ハロプロ」としたらどうだろう。

いや、ここはひとつデアゴスティーニに対抗して週刊か隔週ぐらいで、DVDやCDなんかを付けて出していくのはどうですかね?

デアゴによる1800円の「Xファイル」、2000円の「ディズニーイングリッシュ」の売れ行きが好調なので、初回号さえ安価に設定すれば、あとはリピーターがついてくる感じ。


ちなみにウチで非常に良く売れたのは9月の紺野、3月の藤本
職業柄、名前と顔をある程度把握しているが、10月から12月はアタマが混乱した。


ところで、あのパートワークとか分冊百科などと呼ばれているものがナゼ売れるのか私には理解できない。
金額×全号数を計算すると、通常の実用書の数冊分になるので、ふつうに書籍を買ったほうが安くて手っ取り早いと思うのだが。





posted by 150turbo | 2005年03月28日 02時26分 | Comment(0) | TrackBack(0) | [写真集] はてなブックマーク - 月刊ハロープロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月22日

ヴィトン×村上さん、そして配本が…

月アタマに発売されて、まだ在庫が残っている新創刊雑誌「GLAMOROUS」

創刊号の特別付録は、ルイ・ヴィトンと村上隆氏のコラボによるオリジナルクリアファイル。

一方、20日発売の「SWITCH」4月号。こっちでも特集で「村上隆×ルイ・ヴィトン×SHIHO」。「CherryとSHIHOのエロスな関係!?」と書いてある。
うーん、この表紙、確かに妙にエロいかも。


で、スイッチパブリッシングさんから、このポスターは送られてきたんだけど、配本が無いっス!
ポスターあっても本誌が来てません。
何だよぉ、スラムダンクの号は100冊以上売ったのにさ、などとブツブツ言いながら電話注文しました。
まぁいいや。このポスターげっと。
posted by 150turbo | 2005年03月22日 20時02分 | Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 はてなブックマーク - ヴィトン×村上さん、そして配本が… | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月18日

驚愕!著作本人様からのコメント。

タイトルは「まじぇゴはん」からお借りしました。
「まじぇゴはん」のミイ子さんのところにも著者ご本人からのコメントがあって驚いていたのですが、私のところにも何度か紹介している会計士の山田真哉さんからコメントを頂きました。

3月7日に予想したとおり、山田さんが日本テレビの人気番組「世界一受けたい授業」に出演されることが決まりました。パチパチ。

自分がいいなぁと思った本の著者がテレビに出演されるってのはすごくうれしいですね。
さぁて、ガンガン仕入れて、ガンガン売りますよー。

posted by 150turbo | 2005年03月18日 22時57分 | Comment(2) | TrackBack(0) | [御本人様] はてなブックマーク - 驚愕!著作本人様からのコメント。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

会計士山田さんのBLOG

いつも読んでる「ある編集者の気になるノート」に、オススメしている例の『さおだけ〜』の著者である会計士・山田さんのブログがあることを知る。

大手出版社が倒産?という記事は興味深い。
会計士さんが言う「大手」ですから、本当に大手なんでしょう。どこだぁ?


もうひとつそこに、「明日、重大発表をする」という記述。こっちは何だろう?
予想1、その大手出版社の名を挙げる、、予想2、女子大生会計士がアニメかドラマになる、、予想3、3月7日に私が書いたようにテレビ出演をする、、、、
これくらいしか思いつかないなぁ。

posted by 150turbo | 2005年03月18日 00時12分 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 はてなブックマーク - 会計士山田さんのBLOG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月15日

ばたばたと

すっかり休んでいたので仕事が山積み。
ネットもあまりできていません。
ちょっと気になったブログをいくつか。

いつも読んでるミイ子さんの「まじぇゴはん」でインフルエンザの記事。
おや、ミイ子さんもでしたか。いつもの風邪とは違って強烈だ=インフルエンザだ、だと思っていたのですが違うのか。

「書店員め!!」と怒りの叫び。
名指しですねー。ウチじゃなくてよかった、と思っていてはいけない。この書店員のような行動はときどきやってしまっているかも。気を引き締めていこう。

「書店、相次いで閉店」というタイトルの記事です。
大きいことはいいことだ、という時代はいつか行き詰るんですけどね。後になって気づいても遅いんですよね。なんとか切り開いていけないだろうか。今すぐに。







posted by 150turbo | 2005年03月15日 20時54分 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 はてなブックマーク - ばたばたと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月08日

ダ・ヴィンチ・コード特番

12日の土曜日、フジテレビ系列で特番、

『プレミアムステージ特別企画 モナ・リザ微笑はカムフラージュ 消された歴史・謎の秘密結成 超時空ミステリー! 世紀の天才ダビンチ最大の謎と秘密の暗号 「ダ・ヴィンチ・コード」の真実に迫る!』

長いタイトルだなぁ。

ダ・ヴィンチ・コード』はウチの店では在庫が少なくなってきているので、今週中に追加分が入荷してこないと日曜日は大変だろうなぁ。


13日の日曜日、日本テレビ「おしゃれカンケイ」で卓球の福原愛ちゃんが『グッドラック』を推薦するとか。こちらはけっこう在庫を持ってるのでなんとかなると思うが。できれば自分のを大きく宣伝してほしいところ。在庫残ってるんで。
posted by 150turbo | 2005年03月08日 21時00分 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 はてなブックマーク - ダ・ヴィンチ・コード特番 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月07日

私の出会ったお客様いろいろ

お客サマ1
「すいません、血液型占いの本を探しているんですが」「こちらです」「えっと、私は何型でしたっけね」
まるでコントのような。
「各血液型のページをみて当たっているのがあなたの血液型だと思います」と言でもえば良かったか?


お客サマ2
着うたではなく、着メロを自分で入力する時代に、孫をつれたお客さまから
「音が出るように入れてあげて」と言われ、入力したことがある。


お客サマ3
「ご注文の本が入荷しましたらご連絡させて頂きます」「夜の6時から6時半の間に電話してください」
え? 30分限定?


お客サマ4
注文の本が入荷しようと連絡しても電話に出てもらえず(留守電もなし)数日経過してしまい、どうしようかと思っていたところ、やっとつながったと思ったら、
「おめー、誰だよ、コラ、毎日毎日電話してきやがって」と怒鳴られたことがありました。


お客サマ5
棚の移動中に子どもがクイズを出してくるので、早くどっか行ってほしいなーと思いながらサっと答えたら、調子にのって次々と問題を出された。この忙しいときに、と思いどんどん答えていったら「スゲーよ」を連発し帰って行き、翌日友達を連れてきた。


お客サマ6
出たばっかりの新刊文芸書をレジに持ってきて、「文庫サイズで読みたいのですが」と言われた。


お客サマ7
写真集をたくさん買ったお客様が、「やっぱこのコかわいくねぇから返す」と返品しようとしに来た。

posted by 150turbo | 2005年03月07日 18時54分 | Comment(4) | TrackBack(0) | [お客サマ] はてなブックマーク - 私の出会ったお客様いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

配本ねぇ

本屋のほんね」さんのところで取り上げていただいたみたいで。2月28日の私の記事についてコメントいただきました。

ちょっとたくさん引用させていただいちゃいます。
えっと、別にchakichakiさんに反論するとかじゃなくて、書店業界ってこういうもんですってのを一般の人に示せたらいいかなと。



返品率実績を調査すると、巨大書店の返品率が一番低く、二番目が小さな書店、一番返品率が高くて効率が悪いのが150坪規模の中型書店、という結果なのだそうです。小型書店には、そもそも配本自体が無いから論外にするとして、やはり風上側としては返品「数」ではなく返品「率」を重視するので、配本が巨大書店偏重になってしまうのはやむを得ません。中型書店に山のような配本がいっても山のような返品が出るだけです。と、私まるでどこかの取次さんみたいなこと言ってますが、これでも書店の人間です。


そうかー、巨大書店はあれでもしっかり売り切っていくということなのかー。やっぱすごいね。昼間ッからバンバンお客が入ってくるしね。
ただ、やっぱり取次に「率」で話をされると本当に困りますね。分母が小さくなれば率は上がってしまいますからね。10冊のうち3冊返品しちゃうと30%、100冊入ってるところなら3冊は3%ですから。なんかどこぞの株の話みたいだな。
ただ、山のように配本が欲しいわけではないので、誤解なきよう。
全部が全部欲しいわけではないので。

発売日当日に来たお客様が配本が無いことにキレた、巨大書店には100冊以上ある、こっちに1冊むこうに99冊の初回配本でダメなのか?というお話です。「あの店は発売日に本が入ってこない」とかあのキレっぷりなら周囲の人に言いそうですしね。
あっちの店に100冊もあるのに、我々は「返品待ち・重版検討中」と版元に言われ待つ。入荷する頃には時期を逃して、新刊書店なのにブックオフ状態。で、これが売れなくて返品すると返品「率」で100%という数字が出てしまう。




売上があがらないことを配本のせいにする書店は、私か言わせれば、努力とスキルが足りません。もちろん、この方はそうしたこともご承知の上で問題提起をされているだと思いますが、こういうことを言うのも、実際に小中規模店に試験的に商品を投入してみたことがあるからなのです。実は私もそういうふうに思っていたので、配本を一度増やしてもらったのでした。しかし半年ぐらい続けたのですが結果は返品が大量に発生するだけ、という惨憺たる有様でした。配本が増えれば売上があがる、というこのロジックが通用するのは、実はほんのごく一部の商品タイトルだけの話なんですね。



そう。売上が悪いことを配本だとか、競合店だとか、景気だとか、そういうののせいにしてはいけません。それはわかってます。
ただ、一般客として、「新刊コーナー」のところに新しい本が1冊もなく、ダヴィンチコードもない、キッパリもない、ドラクエ攻略本もない、たまごっちの攻略本もない、セカチューもいま会いにも子どもが育つも頭がいい人も、、、テレビや新聞で話題になってる本がまったくない本屋さん。そんな本屋に行きます?




しかし、そのような入荷の難しいベストセラー系の新刊の店舗の売上に占めるシェアを計算してみると、実は3%未満にしかならないことに気づくはずです。へたしたら2%も無いかもしれません。え!?たった2%?そうなんです、入手しづらいベストセラーの確保に一生懸命になったところで、所詮売上は2〜3%程度しか変わりません。そんな小さな数字に異常にこだわるより、残りの98%に力を注ぐべきだったのです。98%に力を注いだ書店は、売上のボトムアップがはかられ、勝手に今まで入荷しづらかった新刊ベストセラー系まで入手しやすくなってしまいます。



こだわったって仕方がない業界なので、もくもくと棚をいじくっております。とりあえず昨年並みか昨年よりもちょっと上回る程度の売上はありますんで、残りの98%はそこそこ大丈夫だと思いますが、やっぱりたとえ2%でも、「あそこに行けば何でもある」と言われたいですからね。



あちこちで私が甘ちゃんだみたいなコメントがあったりしますけど、個々の仕事じゃなくて、業界のシステム的な話をしたかったんですよね。

業界が変わらないので、一般の方に書店業界を知ってもらう方が早いのかな。
「お客さま、予約しても発売日に入荷しません」ヒロシのネタみたいだな。

posted by 150turbo | 2005年03月07日 17時53分 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 はてなブックマーク - 配本ねぇ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

写真集、発売前にフライデーされてしまうと…

3月は写真集の発売ラッシュです。

既にお伝えした、川村ゆきえ、安めぐみ、この2人以外にも、
矢田亜希子、上戸彩などなど、非常に人気のあるタレントさんがそろっています。

もう一人、写真集的に稼げるタレントとして、松浦亜弥があったのですが、先日フライデーされてしまいました。

タレント写真集の発売前にこういったスクープが出ると、一気に写真集の売れ行きが鈍化します。

男はやっぱり支配欲が強いのか、‘俺の○○ちゃん’感が強いのか、熱愛報道でファンは間違いなく減ります。

女性の場合はあまりないみたいですね。キムタクのエッセイとか売れましたから。
結婚しててもあんまり関係ないのでしょうか。
間もなく福山雅治の写真集が出ますが、この人も仮に結婚してもさほど人気は衰えないでしょう。


逆に言うと、結婚しちゃったタレントさんの写真集は一気に抜き出し>返品しちゃえるんですよね。

posted by 150turbo | 2005年03月07日 14時40分 | Comment(0) | TrackBack(0) | [写真集] はてなブックマーク - 写真集、発売前にフライデーされてしまうと… | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」を再びプッシュ

先日オススメした、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」が、アマゾンでも上位にランクイン。

とっても面白かったので再びプッシュします。
山田真哉さんは1976年生まれの公認会計士。30歳前ということで、若い人にわかりやすく書かれています。
さおだけ屋で買い物をしている人を見ることはほとんどないのに儲かっているのか、
場違いなところに出店しているフランス料理屋は儲かっているのか、
在庫が山のように積み上げてある小さな店は儲かっているのか、などなど。

他にも、
50人にお一人の確立で全額タダ! という宣伝文句のカラクリなど、興味深い内容がいっぱいです。


私の個人的な予想ですが、日本テレビの人気番組「世界一受けたい授業」に出演するのではないでしょうか?
もし講師として出演されればまた売上が伸びそうです。



posted by 150turbo | 2005年03月07日 14時30分 | Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 はてなブックマーク - 「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」を再びプッシュ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月03日

書店員が即返する理由

aru-henshushaさんによる「ある編集者の気になるノート」に書かれていた記事


入ってこない本がある一方で売り場に並べずに返品されるものもある。
即返する理由はなんだろう。

うちの場合は、、、


1、常備の契約をしているところからの入荷?

たとえばコンピュータ書の常備を入れると、常備店には必ず配本が来る(記憶曖昧)。
初心者向けの品揃えを豊富にしたいのに、やたらハイレベルなものが入荷すると返品する。

コンピュータ書の場合、異常に分厚いものも敬遠されます。小さな書店では棚が限られてますから、分厚いもの1冊よりは薄めのもの3冊の方がお客様に選んでもらえる、という判断ですね。


2、3匹目のドジョウ本

1つ何かヒット本が出ると、2匹目のドジョウが出てくる。2匹目までは並列で並べて面白いが、3匹目だと返品。ヒット作を分析して、元ネタを超えてこれば良いが、単なる後追いは返品。


3、取次の配本パターン異常

たくさん欲しいのに1冊も入ってこない本がある一方で、1冊でいいのに5冊とか7冊とかで入荷してきた場合。「何を基準にこの冊数?」と疑問を抱きつつ返品。


4、棚いっぱいいっぱい

文芸書などは新刊が重視されますが、実用書などはロングセラーもあるわけで。
そのロングセラーのもつパワーを超えてるか超えていないか。担当者判断で返品。


5、ちょっと関係ないかもしれないけど、、、

乱丁は返品。乱丁といっても出版ベースでのものではなく、梱包や輸送でのもの。
これは取次の責任ですねー。


6、これも逸れますが、、、

エロス炸裂は返品。ウチの店はとくに規制がないのですが、それでも「おいおい大丈夫か?」というようなエログロは返品。



とりあえず今思いつくのはこのあたりかな。

posted by 150turbo | 2005年03月03日 23時17分 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 はてなブックマーク - 書店員が即返する理由 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月01日

オススメ本;『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(光文社新書)


言われてみれば、、、というこの強烈なタイトルの本。
他にも身近なテーマで会計というものをやさしく読ませてくれます。

会計はニガテというあなたにこそオススメの本です。

著者の山田真哉さんは他にも多くの著書を出されていますので、チェックしてみてください。



posted by 150turbo | 2005年03月01日 20時36分 | Comment(2) | TrackBack(2) | 日記 はてなブックマーク - オススメ本;『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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