雑誌ごと保存しておいてもいいんだけど、自分には必要無い部分は棄てたいし、逆に必要な部分はまとめたいなというのがありまして、そういったスクラップブックを作ってました。ちゃんとラベルまで貼って。無駄にマメな性格だったのですね。
コロコロもジャンプも必要なところだけを切り抜いてつなげると本にできるじゃないですか。
はじめはクリアファイルのようなものにきちんと投げ込んでいたのですが、いかんせん、当時は100円ショップなんてものはありません。クリアファイルが高価なものでした。
穴あけパンチといえば2穴だと思い込んでいたのですが、あるとき、「26穴」「30穴」など多いものがあるのを知り、速攻で購入。これさえあれば、リングファイルにガツガツ差し込んで美しく保存できるのです。2穴だとグラグラしちゃうのが嫌だったんですね。
んー、これでクリアファイルから逃れることができました。
そうだ。
そもそものスタート、出版社がそういう状態で発売してくれれば、いいんじゃないか。
世の中に出てる雑誌すべてがB5かA4サイズに統一されて、はじめから26個とか30個の穴をあけてくれれば、みんなこうして好きなところだけ集められるじゃないか。
俺って天才。
そんな風に考えていた90年のちょっと前、あのデアゴの第1号が創刊されました。
ぬあっ、これこそが私のやりたかったことだ、そうだよみんな雑誌はこうすればいいんだよ! スクラップ万歳!
あれっ! 専用バインダーってなんだ? あれ? 普通のバインダーにはまらないの???
デアゴの上手な戦略ではありましたが、これが個人的にはちょっと残念だったところ。
今でも思います。
「東洋経済」「日経アソシエ」「アスキー」「The21」などを購入しますが、上に書いたような状態だったら必要なところだけファイリングできるんですけどねぇ。
そうするとブックカバーという概念が消えて、リフィルで数ページを販売するなんて方法も。
あ、装丁好きな人にはアウトな案だからダメかぁ。。。
でも、学参にはいいアイデアだと思うんですけど。
問題集とかが上のような状態で販売されたら学生もノートとりやすいと思うんだけど。
どうです? 学参版元さん。