2009年01月25日

見捨てるー

昨年の最後のエントリで、
「こうして今年もまた私は文芸作品を読まないまま1年を終えていくのであった。。。」
と書きました。

書店員ブログですが、極端に文芸書についての記述が少ないのにお気づきの方もいらっしゃることでしょう。
昔はけっこう読んだのですけどね。
愛と幻想とか、コインロッカーとか、5分後とか、、、1人かよ。
いえいえ、そんなことはないのですが、やはり著者として挙げると数人になってしまいますかね。


年が明けて、今年はちょっくら文芸書を読んでみますかー、と。


(※以下、若干のネタバレがありますので注意)



まぁ、書店員のくせに今さら東野に手を出すのもちょっと恥ずかしかったりするし、
でもミステリーちょっと気になるなぁ。

ざっと、このあたりを見て何か選ぼうかと思いまして。


一番左のやつ、安いですね。500円。ガイド的にはもってこいでしょうか。
よっしゃ、購入。


ふむふむ、ランキングに入ってる『告白』とか面白そうだなぁ。


おやっ、書き下ろしの短編が収録されてるじゃないか、これはラッキー。
しかも例の映像作品の作家さんじゃないの。
とりあえず手始めにコレを読んでみますか。


んー、犯人はこいつですよねぇ、と読み進めて、、、、、

、、、、、読み終えてしまいました。


ぇえぇぇっ!?
どんでん返しナシ?
そのままそいつが犯人で、やり方もいまいちパッとしないじゃん。
ミステリーってこういうのなんですか?

明らかにコイツが犯人でしょう、と読者に思わせておいて、実は犯人はアイツでした。
読者のあなた、コイツを疑っていたでしょう。失礼ですねー。
コイツが犯人ではなくて、アイツが犯人である証明をしましょう。
というようなモノかと期待していたのですが。。。
あまりにもまっすぐに進行してしまってちょっと逆の意味で驚いてます。


あー、やっぱり今年も文芸書を読むことはなくなってしまいそうです。
posted by 150turbo | 2009年01月25日 22時56分 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 はてなブックマーク - 見捨てるー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月21日

今年はアナログでいこう

今年はアナログでいこうと思ってる。


お正月に家計簿を買いに来たおばあちゃんが「去年まではエクセルでやってたんだけどねぇ、今年からやっぱり紙に戻そうかと思って」という一言が実は私の心に大きな印象を与えてるかも。


手帳を買った。文庫サイズで揃えた。
コクヨの青いスケジュールA6ノート、無印の無地A6ノート、新潮文庫の「マイブック」が基本3点セット。
太目の輪ゴムでペンと一緒にとめてある。
手で書くと記憶に残りやすいのはなんでだろう。
エクセルに(例えば)61万8264円って入力してもあんまり印象に残らないけど、書くと覚えてる。
あと、書いてるうちにいろんなことを思いつくのなんでだろう。


マイブックの左開き(横書き)タイプが欲しい。そしてずっとお願いしてるパンダの表紙を是非来年こそは。。。



http://150turbo.seesaa.net/article/110639011.html
この記事にある、「情報は1冊〜」よりもすごいA6ノートを雑誌で見つけました。


『PRESIDENT (プレジデント) 2009年 2/2号』に載ってる東国原知事のノート必見です。



コンピュータも便利でいろんなツールを使ったりしたけど、結局のところ紙とペンが最強なんだよなぁと思ったり。
今年は昨年よりも本と雑誌を買うペースも早い。紙ってやっぱりしっくりくるよなぁと思ったり。
ふだんパソコン大好きで使いまくってる人こそ紙と本が好きだし、そのメリットも知ってる気がします。気のせいかな。


ウェブで立ち読みできます系がたくさんあるけど、表示も遅いし、いまいちしっくりこない。
ちょっと前までは自分も好きで見まくってたんだけど、ちょっとそこらの本屋に出かけて読んだほうが手っ取り早い。


なんだっけ。アナログの話か。


巨大でシステムだけが構築されてあまり知識のないアルバイトで24時間やってるところよりも、
夜9時ぐらいまでだけど、本屋のおじさんが「○○さんの好きそうなやつが発売されたから取っておいたよ、どうかな?」みたいな感じのが復活してくるような気がしなくもないけど。

「バスケットだかの選手がオリンピックの前に亡くなっちゃう本」と尋ねられて、「タイトルがわからないと調べられません」と応えてる某書店員がいたりしたのを年始に見ちゃったりしたからかな。微妙に間違ってるけどわかるでしょう普通。


エクセルとか、版元ランクSABCDみたいなのとか、そういうものは極力避けて手作業でやっていこうかなと思ったり。
そういう面倒くささは今みたいな時勢のときには大切なのかもしれない。


と、まとまらないことをつらつらとブログに書いてみました。
自分の手帳に書いておけばいいことかもしれないんですけどね。


アナログにやってる本屋がじわじわと伸びてくるといいなぁと思ってる2009年です。
あ、今日は21日。年が明けてもう3週間も過ぎちゃってますね。早いですね。。。


posted by 150turbo | 2009年01月21日 22時54分 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 はてなブックマーク - 今年はアナログでいこう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

No

脳。
品出ししてて本を見るといつも思う。
『モギィとベチィ』というキャラクターなりゲームなりが作りたいと。

posted by 150turbo | 2009年01月21日 22時03分 | Comment(0) | TrackBack(0) | [ネタ] はてなブックマーク - No | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月12日

宝島社のサイト

最近私がこのブログでよく取り上げるのはデアゴ、そして宝島社。

久しぶりに宝島社のサイトを見に行ったら変わってました。
(いつごろリニューアルしたのかな。今年から? もっと前で、気づいてないのは私だけ?)

http://tkj.jp/

マウスオーバーで付録が飛び出る効果になってます。

これはなかなか気になるつくりになってて楽しいですね。
女子の方は定期的にチェックしてみるのはいかがでしょうか。

完全に方向性が固まったぽいですね、宝島社の雑誌戦略。


宝島社について過去に書いたエントリ;

2008年08月23日
http://150turbo.seesaa.net/article/105177238.html

2008年09月02日
http://150turbo.seesaa.net/article/105918838.html

2008年11月26日:「蘇る宝島社、3つの航海術」(日経MJ)
http://150turbo.seesaa.net/article/110235359.html

posted by 150turbo | 2009年01月12日 21時54分 | Comment(0) | TrackBack(0) | [雑誌] はてなブックマーク - 宝島社のサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月06日

表紙のトレンド2009:全身タイツ君

ここ最近の表紙のトレンドを紹介します。

年末に出たビジネス書はけっこうこのパターンでした。
まずはその表紙をご覧下さい。




わかります?
出版社は、インデックス・コミュニケーションズ、明日香出版社、サンクチュアリ出版、KKベストセラーズ、クロスメディア・パブリッシング、大和書房とあちこちから。

KKベストセラーズのやつは帯がついてないので、オフィシャルのページを。
http://www.kk-bestsellers.com/cgi-bin/detail.cgi?isbn=978-4-584-13122-0


この、全身タイツ君が表紙で頑張ってるというのが流行りのようです。
来富初駆(らいふ・はっく)クンとでも名付けておくといいですかね。


いつごろからのブームかはちょっと把握してませんが、すでに9月ごろの新刊で、



こういったのがありますので、日本実業出版社が最初なのかな。



過去に書いた〔表紙のトレンド〕

2007年02月14日:表紙2.0
http://150turbo.seesaa.net/article/33627559.html
web2.0風、白地にピンクを基本。あとグレー。シンプルでスッキリ。

2007年02月14日:ブルータス!お前もか!
http://150turbo.seesaa.net/article/33684688.html
上の記事を書いた翌日の新刊雑誌について。まさに神が降りてきた瞬間。

2007年03月06日:表紙の傾向その2
http://150turbo.seesaa.net/article/35376551.html
白地に金か銀。キラキラ光るロゴ。


2007年03月13日:なんで、表紙が、コレやねん
2007年03月16日:ねぇ、表紙、困るんだけど
http://150turbo.seesaa.net/article/35891207.html
http://150turbo.seesaa.net/article/36135722.html
書店員に大不評だったデザイン。


2008年04月09日:ざらざら紙質
2008年05月27日:ざらざら表紙で売れ
http://150turbo.seesaa.net/article/92837219.html
http://150turbo.seesaa.net/article/98197302.html
今だに続いてるざらざら系。コスト的な面?


posted by 150turbo | 2009年01月06日 21時04分 | Comment(2) | TrackBack(0) | [表紙] はてなブックマーク - 表紙のトレンド2009:全身タイツ君 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月04日

今年もデアゴ

みなさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。


いやー今年も早いもので、残すところあと360日ほどですね。


さて、昨年の当ブログ一発目はデアゴネタでしたが、今年も同様にデアゴで行きましょう。
(昨年の記事>http://150turbo.seesaa.net/article/83752083.html


テレビはほとんど見なくなってしまったし、ましてや年末年始の特別番組だし、CMなんかはすっかり何やってるのか知らないんですけど、
今年デアゴのCMってやってました? 明日くらいから放送なのかな?
確か昨年は、家族が揃って家で長い時間を過ごす年末年始に集中的にCM投下、という戦略だったと思うのですが。
その手法がまんまとハマって、「石ころの本」や「打ち込みの本」が狂ったように売れました。
今年は不況で自宅にいる時間が昨年より長いのではないかと思うので、CMやってるとしたらもっと売れるかもしれませんね。


今年のラインナップはこちら。

1月6日「隔週刊 東映時代劇 傑作DVDコレクション」
http://www.de-club.net/tjd/

1月13日「週刊 天体模型 太陽系をつくる」
http://www.de-club.net/tmt/

1月20日「隔週刊 日本のうた こころの歌」
http://www.de-club.net/nu2/

1月27日「週刊 安土城をつくる」
http://www.de-club.net/azc/



13日の天体と27日の城が来ちゃいますかね。
個人的にはまったく興味が沸かないんですが、昨年の「石」同様に大ヒットするかもしれません。
いや、大ヒットしてくれないと、書店人として困るのですが。



しかし。
前回も褒めたデアゴのバックナンバー受注システム。
アレどうして他の出版社はやらないのかね。(取次が一括でやるシステムでもいいけど>例えばアマゾンみたいに>http://150turbo.seesaa.net/article/99975336.html
ただでさえ本が売れないのに過去の号が注文してでも欲しいっていう人がけっこう居るのに。
バックナンバー取り寄せに1ヶ月ぐらいかかるって。。。
海外から雑誌を船便で取り寄せたのと同じぐらいの日数ですね。
古い号なんてたまにしか売れないからそこには注力できないというのでしょうか。
そういうところもきちんと売って行こうという姿勢が今は大事なのでは。もちろんもろもろ計算してなのでしょうけど。
posted by 150turbo | 2009年01月04日 21時00分 | Comment(2) | TrackBack(0) | [雑誌] はてなブックマーク - 今年もデアゴ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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