書店を辞めてヒマなので、他書店巡り+図書館通い。
これまでは本を売っていましたが、借りるという行為を覚えました。
『本屋のほんね』の chakichaki先生オススメの本を読んでみました。
http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20090728もちろん図書館に関する本ですから図書館には必ずあります。あるはずです。
これ、3作目なんですよね。
なにせヒマなんで、3冊まとめて読んじゃいました。
いえ、いくらヒマでも面白くなければ3冊も読みませんので、面白かったということです。非常に面白い本です。
個人的には2冊目が一番面白かったですね。
「彩乃ちゃん」という女の子が夏休みのアルバイトとして図書館というか調べるとは、ということを学ぶお話です。
「よつばと!」ならぬ「あやのと!」といった感じです。
検索技術が進歩して<ググレカス>という言葉が生まれました。まぁ、書店員レベルではそこまでだったかもしれませんが、図書館は違います。物を調べるとはこういうことだ、というのを教えてくれます。
例えば、
ほんねさんとは別の質問で出しましょう。
「桓武天皇に関する呪いとは」という質問に対し、図書館が利用(用意)した本は、
・日本大百科全書6(小学館)
・日本歴史大事典1(小学館)
・国史大事典3(吉川弘文館)
・日本説話伝説大事典(勉誠出版)
・歴代天皇・年号事典(吉川弘文館)
・桓武天皇(吉川弘文館)
・桓武天皇(ミネルヴァ書房)
・道教と日本の宮都(人文書院)
・歴史誕生15(角川書店)
以上9冊。
いずれもそのへんの書店には無いものばかりですね。都心の巨大書店に行けばなんとかあるでしょうか(いやーどうだか)。
非常に面白く、厚さのわりに一気に読める本です。
ちょっとタイトルが固いですね。表紙やイラストはかなりポップですし、中身も難しいものではないです。
それこそ、番子さんにコミカライズしてもらえると良いのでは?
http://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin/bookisbn.cgi?cmd=d&isbn=4-7601-2990-1&backlist=1http://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin/bookisbn.cgi?cmd=d&isbn=978-4-7601-3246-1&backlist=1http://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin/bookisbn.cgi?cmd=d&isbn=978-4-7601-3585-1&backlist=1
posted by 150turbo | 2009年08月05日 23時51分
|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
日記
|

|