2005年08月12日

付録は必要かというアンケートというか何というか

「怒られる」の記事で猛烈にアクセス数が増えておりますので、せっかくですからこのアクセス数の多いときに改めて聞いておきたいと思うんです。ご協力お願いします。

付録ってそんなに必要ですか? 付録は誰のため? という現場からのギモンです。
実際に本を買っているお客様の意見が聞きたいです。コメントどしどしください。アンケートのできるツールでもあればいいのですが・・・。みなさんのコメントを自力でカウントします。
あと、実際に雑誌を制作してる方がいらっしゃいましたら、出版社サイドとしてのコメントがいただきたいです。よろしくお願いします。



すでに当ブログでは、付録について何度か書いています。
2005年07月07日:付録は子供向け雑誌だけでよいと思う派

2005年07月23日:本日も付録が多くて、そろそろキレそう

2005年07月23日:実は逆効果なのではないでしょうか

※この逆効果については、こちらの記事も参照していただけると、大きな付録を

つけてしまうことがいかに不利かわかると思います。もっとも、競合誌よりもクオリティの高い付録がついててバカ売れすればいいんですが。
2005年08月06日:たった2枚を折り曲げて




雑誌(に限らず本)というものは、出版社・書店・読者の3つで成り立ってますね。
で、今風の言い方をすれば、すべてが「WIN-WIN」の関係であることが理想ですよね。
私はすべての付録をやめろと言ってるのではありません。「WIN-WIN」である付録ならどんどん付けましょうと言いたいです。

ところが、現場(書店)で働いている身としては(同時に読者でもあるわけですが)、どうも納得がいかないものが多すぎるのです。あまりにもデメリットが多すぎると思うのです。

一番の理想(3者ともWIN)は、
付録のおかげで雑誌がバカ売れ! 儲かる出版社と書店。読者、付録に満足。コレだと思うのですが、いかんせん、そうなってない。もしバカ売れするような付録であれば我々書店員も張り切ってやるんですが、どうも現場としては結局返品になってしまってシュリンクした意味無し、というのが多すぎるのです。

おそらく出版社は企画なんかで「この付録で売上が伸びる」と踏んでるんだと思います。しかし、現場としては「売れてねぇ〜」という感覚の方が圧倒的にでかいです(売れてるから毎月つけてんだよという意見ありますでしょうか)。実際に売れているという数字を見せてもらったことはないですので、このあたりの数字を明確に出してもらえれば、全国の書店員は文句言わずにやると思いますよ。つまり現状の書店員の付録付け作業というのはまったく生産性のない無駄なシゴトになっちゃっているんですよ。

単に「無駄」で済めばいいのですが、中小の書店においては雑誌を出してからコミックや書籍の品出しにうつるという流れなので、付録が多いとコミックや書籍の品出しがそれだけ遅れてしまいます。これはコミックを買いに朝イチで来たお客様にとっては全然WINではないでしょう。
あとは付録をつけるのにコストがかかる(シュリンクとか輪ゴムとかヒモ)というのも現場の問題です。これが読者にとってはゴミになるという問題もありますね。WINはひとつもないで
すね。

付録をつけられた本誌は、安定感がなくなるので、積み上げると崩れます。乱れてしまった本を整頓するのは書店員の仕事ですが、積み上げられない構造になってしまう本はどのように売れば良いのでしょうか。横で書店員が押さえてろとでも言うのでしょうか。WINじゃないですよね。崩れて平台から床にでも落ちれば本は傷みますよね。

>主にマンガ雑誌の場合なのですが、マンガ雑誌につく付録って、厚い場合が多いんですよね。で、近くにある本屋さんの多くでは、付録がある時はだいたい付録を雑誌に挟んだ状態で輪ゴムでとめたり薄いビニールで巻いてあったりしてるのですが、そーすると挟んであったところだけが綴じが甘くなるので嫌なのです。なので、付録が挟まれている時間は極力減らしたいので、レジの時点で挟んでいる状態を止めさせたい、というわけなのです。まぁ、本屋さんを出てすぐに付録を抜き出せば済む話ではあるのですけど。(2351氏のコメントより)

例えば「ガンガン」みたいな分厚い雑誌に付録を挟み込むと確実に割れますよね(この表現わかるかなぁ)。もう、テキトーに本をパラパラするとそこで止まっちゃう、絶対そのページが開いちゃうみたいな。アレは読者的にOKなのかどうか。それをOKと思えるほどの付録なのかどうか問いたい。

書店として(同時に読者として)最近一番気になっているのは中を見ることができないこと。たぶんこれは出版社の想定外なんじゃないのかなぁ。出版社さま、現場をみてください。ココの記事で女性誌の競合とかを見ると、中が見えなくしてるのは絶対に損だと思う。もっとも、中がどうでもいいくらい立派な付録ならいいんですけど。毎月「JJ」とかって決まってるなら別ですけど、「JJ」「CanCam」「Ray」のどれか、というタイプの人は記事で選ぶわけですよね。そうすると、シュリンクされて中が確認できないのは真っ先に選考から脱落しますよね。
実際のところ、皆さん雑誌で毎月必ず買うものってどのくらいあります? 私はどちらかというと立ち読みして面白そうだったら買うって方が圧倒的に多いです。

>付録自体は、ノートとか袋とかフィギュアとかいらない。使うのはカレンダーくらいです。なので、一月号に1〜6月のカレンダーを付録につけて七月号にカレンダーの付録をつけない某雑誌はどうかと思う。七月号を買わせたいから半年分しか(以下略)。付録じゃないけど、本屋さんにあるカードサイズのカレンダーは重宝してます。ですが、これも半年分(以下略)。雑誌の表紙の上に付録を乗せてからビニール袋に入れてくれる(巻くのは、付録のサイズによっては本が曲がるので×)のが、今までの経験した梱包の中では一番許容できるところなのですが、それをやってくれているのは私の生活圏内では一軒だけです。(2351氏のコメントより)


これまでのみなさんのコメントでは、書店員・読者ともに絶対に付録が必要って人はいませんでした。否定的な方の方が多いですよね。


結局のところ、私が思うに、WIN-WINの真逆を行ってるんじゃないかと思うわけです。上に書いたデメリットを避けようと思うと付録をはずして本誌で勝負するか(本ですから当然ですね)、付録ありでWIN-WINになろうと思ったら、デアゴのように付録をパッケージした状態で販売するようにするか、びっくりしてしまうほどクオリティの高い付録をつけるかの3つくらいしか選択がないように思います。

大きな付録つけてシュリンクして、わざわざ売れないようにしちゃったり、本が傷むようにしたり、書店員が付録付けだけで1日が終わってしまったり。そんなんじゃ本がますます売れなくなっちゃいます。本を読んでもらいたいのです。本を売りたいのです。WIN-WINになるような環境を考えようじゃないですか。



もうちょこっと書きたいけど、とりあえずこのへんで。
posted by 150turbo | 2005年08月12日 00時50分 | Comment(6) | TrackBack(2) | [雑誌] はてなブックマーク - 付録は必要かというアンケートというか何というか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月06日

たった2枚を折り曲げて

本日発売の雑誌「BLENDA」

別冊付録は、たったの8ページ。

8ページ?

8ページで別冊?

本誌の特集記事じゃダメっすか?

この8ページ、中綴じでして。

8ページの中綴じということは、つまり紙2枚なんすよね。

2枚を折り曲げて中綴じにするとこの付録になりまーす。

遠足のしおり以下ですよ。

私、アタマが悪くて、これを別冊にする意味がまったくわかりません。。。

今日の雑誌の荷物量は少なかったんですが、精神的に疲れました。


posted by 150turbo | 2005年08月06日 23時45分 | Comment(2) | TrackBack(0) | [雑誌] はてなブックマーク - たった2枚を折り曲げて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月02日

雑誌マスターへの手引き

ある編さんのブログ、「ある編集者の気になるノート」より。

雑誌並べるのに便利ですよコレは。
女性ファッション誌の分類&分析
ファッション誌のイロイロ

クルマ雑誌と、コンピュータ雑誌のこんな表があったらすごくうれしい。

ウチの近所にある書店はスポーツというジャンルの中に、野球からサッカーからゴルフまで“ごった煮”で入れてある。ついつい整頓して揃えたくなってしまう。。。
同じく通勤途中にある350坪クラスの書店はコンピュータが弱いみたいで、WINからMACから、JAVAからCADまで“ごった煮”になってます。

かくいうウチはパートさんも私もクルマが苦手。知識のある方から見ると、“ごった煮”になっているのかもしれません。

それぞれのジャンルで得意な人が居ないとなかなか大変ですよね。
こういう表は勉強になるのですごくありがたいです。
posted by 150turbo | 2005年08月02日 21時17分 | Comment(1) | TrackBack(0) | [雑誌] はてなブックマーク - 雑誌マスターへの手引き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月23日

実は逆効果なのではないでしょうか

で、今回もまた雑誌の付録についてなんですけど。

付録をつけると実は本当は買ってくれたかもしれないお客様を逃しているかもしれませんよ。

なぜなら、付録をつけるとその本誌はシュリンクまたはヒモかけされてしまうわけですね。
つまり中を見ることができない
これは大きなマイナスポイントではないでしょうか。
極端に言うと、雑誌って、立ち読みしてもらってナンボじゃないですか。
もちろん全部立ち読みされてしまっては商売にならないですけど。

自分が書店に行ったとき、書籍はある程度目的買いかもしれないですけど、雑誌の場合はブラブラ歩いて何となく飛び込んできた表紙のものを手にとって、パラパラとめくって何となく読んで、何となく次の雑誌を手にとって、と続いて、で、なにか引っかかったときに瞬間的に衝動的に買ってしまうものじゃないでしょうか。

表紙に面白そうな記事の特集タイトルが踊っていても中を確認できないのではなかなか手が出せません。

ふだん買わないし、見ることもない雑誌に、ちょっと気になる人物がインタビューで出ていたとしてもヒモかけされていては、「ま、いいや」で終わってしまうのではないでしょうか。

何ページ載っているのか、カラーページなのかどうか、そういったことも購入の判断材料になってるはずです。


雑誌はたいていジャンルの同じものは発売日が一緒です。つまり吟味できるわけです。
出版社も競合誌とぶつけてるんでしょう。
だとしたら、わざわざ中を見えないようにするクソでかい付録は逆効果だと思いますよ。
どんなに面白い企画、記事を書いて表紙にうたっても、付録のせいでパーです。これは惜しいことだと思うんですけどねぇ。


中も見てもらえて、付録も喜んでもらえる売り方があるなら教えていただきたいですね、出版社様。

posted by 150turbo | 2005年07月23日 21時35分 | Comment(3) | TrackBack(1) | [雑誌] はてなブックマーク - 実は逆効果なのではないでしょうか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本日も付録が多くて、そろそろキレそう

7日に「付録は子供向け雑誌だけでよいと思う派」という記事を書きましたが、相変わらず付録の多いこと多いこと。雑誌の品出しが終わってからコミック、文庫、書籍の品出しに移るわけですが、なかなかコミックの品出しに移れません。

「dominoの編集後記」さんのところでも19日に「『少女コミック』の付録は苦手。小学館としてはどう扱えば満足なんでしょう?」という記述がある。
まったく同感だ。

朝一番に出版社に電話してみようか。
「あのー、付録はどのようにしたらよろしいでしょうかー?」って。
「いやぁ、それは書店さんのご判断にオマカセします」とは言わせないぜ、こうやって売ってくれという“例”があるはずだろう。

いくらブランドバリューがあるとはいえ、すぐに使い物にならなくなりそうなショボショボのビーチサンダルや、本当に水分を吸い取れるのか?というハンドタオルなどは本当に意味があるのだろうか?

付録のコストがこれだけで、付録無しでの実績がコレで、付録付けるとこんなに売れちゃうんですよねー、というデータが見たいところ。


付録がやたら大きい雑誌=いやぁ最近売れなくなっちゃってきて困ってるんだよねー、付録つけて盛り返せないかなぁ、と私は判断しております。


本当に面白い雑誌は小細工しなくても売れる

posted by 150turbo | 2005年07月23日 00時00分 | Comment(0) | TrackBack(0) | [雑誌] はてなブックマーク - 本日も付録が多くて、そろそろキレそう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月07日

付録は子供向け雑誌だけでよいと思う派

なんだかクソでかい付録が多くなっている。

書店的には付録は本誌に挟み込むカタチでヒモでしばるなり、輪ゴムでとめるなり、シュリンクするなりするわけですけど。どうなんだろうか、最近のこの大きさは。どっちが主なんだ?と。まるでビック1ガム状態(表現が古いか)。
子供向け雑誌ならまだしも、オトナ向けの雑誌を購入される方にとってはやはり本誌がメインなのでは?
そのメインの本誌が傷むような挟み方しかできない付録はどうなんでしょう。

バーコード部分をコピーしてレジのところに貼っておくということにして、本誌と付録を重ねてとめることもありますが、付録つきの商品を全部が全部そういうふうにするわけにもいかないですし。付録だけはレジで渡すという手法はいまひとつうまくいかなかったし。なにかいい方法ありませんか。。。出版社的にはこうやって売ってくれってのはあるのかなぁ。。。

本誌が傷む、読者も実は不要(ゴミ発生?)、書店員も無駄な労力、出版社も無駄な努力、、、なんかいいとこ無しのような気がするんだけどなぁ。だめ? 長持ちする付録ならまだ許せますけどね。

posted by 150turbo | 2005年07月07日 22時31分 | Comment(9) | TrackBack(0) | [雑誌] はてなブックマーク - 付録は子供向け雑誌だけでよいと思う派 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月15日

雑誌「Number」またサッカー

2日に書いた記事から約2週間が経過。

624:サッカー
625:サッカー
626:野球
627:格闘
628:サッカー
629:サッカー
630:サッカー(最新号)
631:サッカー(次号)

次号もサッカーらしい。
隔週雑誌なので、4ヶ月のうち3ヶ月が丸っとサッカーの特集ってことかい。

『ファミ通』みたいに分冊化して、『Number Soccer(Number Football)』ってのを別個で出してもらいたいですなぁ。

posted by 150turbo | 2005年06月15日 22時24分 | Comment(2) | TrackBack(0) | [雑誌] はてなブックマーク - 雑誌「Number」またサッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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